お子さまの口臭トラブル!?原因と改善策を解説
歯科医院で口臭の原因を突き止めよう
ご家族で検診をしましょう
お子さまの口臭を治療する為には、家族が一致団結して改善に協力したいものです。
しかし、それによりお子さまに過度なプレッシャーや精神的なストレスを及ぼす訳にはいきません。家族全員で口臭に関する正しい知識を身につけ、分かりあうことが重要です。その為、口臭のことを歯科医院に相談する時には親子が揃って検診することをお勧めします。
口臭には様々な要因があることを知ろう
お子さまの口臭の要因は色々あります。虫歯や歯周病などの口内が原因になる以外にも、日頃ストレスや病気が関係しているケースもあります。
もし、口臭がいきなり気になって長い期間にわたって継続している様であれば、耳鼻科で診察することも推奨します。また、呼吸器系の病気の可能性もあるので、場合によっては小児科を受診することが重要です。
歯科医院の口臭外来を活用しよう
自分自身がどれほどの口臭か判断することは困難です。例えば、お子さまの口の臭いを日頃から気にすることで、お子さまの多少の口臭に対しても気になりやすくなる場合があります。歯科医院で専門家に判断してもらうことをお勧めします。
歯科医院によっては、口臭外来を設けている病院もあります。どれほど口臭かを確認する以外にも、口臭に対する改善策を歯科医院で相談すると良いでしょう。
どの様な原因で口臭が発生するの?
病気や精神状態による口臭
例えば、風邪などの病気で免疫力が低くなると、口臭が発生しやすいことが判明しています。他にも、精神的なストレスが唾液の分泌量に影響を及ぼして、口臭の原因に繋がることがあります。もし、お子さまの口臭が気になり始めたら、体調や精神状態に異常がないか気をつけましょう。
口臭予防の使いすぎに注意しよう
口臭が気になる場合にマウスウォッシュを活用することも大切です。ただし、マウスウォッシュの頻度が多過ぎる場合は、唾液の量が減少し逆効果になるケースも考えられます。口臭が思っているよりも悪化していなければ、水やお茶で洗口するだけでも口臭に対して効果的です。
ブラッシングをしていない
ブラッシングを小まめに毎日していないことで虫歯や歯周病を発症し、そこから口臭に繋がることがあります。虫歯予防のケアを丁寧にして、気をつけても虫歯が発症した場合は早急に歯科医院で治療しましょう。
日頃の丁寧なブラッシングの習慣は口臭予防に繋がります。親御さんがしっかりお子さまの歯のケアについてサポートしましょう。
呼吸によって発生する口臭
口で呼吸する習慣が身についていると日頃から口が開いている状態になります。そのため、口内に菌が入りやすいと言えます。この状態も、虫歯や歯周病の要因に繋がります。口内が乾燥し、菌が増殖しやすいことも口臭の原因です。
自宅で出来る口臭予防3選
①呼吸の方法を見直そう
口呼吸を継続すると乾燥した空気が口内に入り唾液の分泌量が減少します。口を開けないように、日頃から鼻で呼吸することを意識しましょう。
しかし、鼻が詰まっているなど別の要因によって口呼吸になっているケースも考えられます。最初は耳鼻科を通して異常がないか調べると良いでしょう。
②時間をかけ過ぎた食事を見直そう
口臭予防する為に、口内を可能な限り清潔に維持することが必要です。お菓子などを長時間に亘って口にする習慣には気をつけましょう。食事やお菓子は決まった時に食べるようにしましょう。
③ブラッシングを見直そう
ブラッシングをしないと口内に食べカスやプラークが蓄積されます。このプラークが分解される時に口臭が発生するのです。
プラークを蓄積しない為には、食事をした後のブラッシングを習慣にしましょう。お子さまだけでブラッシングをすると、磨き残しが発生する為、就寝前の1度だけでも親御さんが綺麗に仕上げのブラッシングをすると良いでしょう。