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歯の黄ばみの原因と対策。予防法や歯を白くする方法は?【後編】

 

市販のアイテムで歯の黄ばみは解消できる?

 

 
今回も、引き続き「歯の黄ばみ」をテーマにお話しします。
後半は、適切な手入れの方法について重点的に解説します。
 
最近は、ドラッグストアやバラエティショップへ行くと「ホワイトニングペン」や「歯の消しゴム」といった自宅で使える黄ばみ対策のアイテムが市販されています。
しかし実際のところ、市販のアイテムだけで高い効果を得るのは難しいようです。
またネットでも歯の黄ばみ対策に関する記事が多く出回っていますが、すべての情報が正しいとは言い切れません。ソースが不十分な記事も多く、すべての内容を鵜呑みにすると逆に見た目や健康を損なう可能性すらあります。
歯の黄ばみが気になる方は、自己判断で市販のアイテムを使うことを避け、早めに歯科医院を受診してください。
 
 

市販のホワイトニング歯磨き粉は使い過ぎ厳禁!

着色汚れを取り除きたいからといって、ホワイトニング歯磨き粉を多用するのはNGです。ホワイトニング歯磨き粉の多くには研磨剤が含まれていますが、過度に使うと歯の表面のエナメル質が削れるためです。エナメル質が削れると、むし歯や知覚過敏になる恐れがあります。
研磨材が少ない製品を選んだり使用頻度を工夫したりして、歯に負担がかからないよう注意してください。強い力で磨くことも避けましょう。
 
 

重曹を使ったブラッシングも厳禁!

ネット記事といえば、よく目にするのが「重曹を使用したブラッシング」です。重曹にはザラザラとした成分が含まれており、磨き粉として掃除に有効なのは事実です。
しかしブラッシングで使用すると、研磨力の強さで歯に深刻なダメージを与えかねません。
ほかの目的で使用すべきアイテムを、歯に使わないよう注意しましょう。
 
 

レモン汁や酢を使ったブラッシングもNG!

 

 
我々の歯は酸に弱く、酸性の口腔状態が長引くとむし歯になりやすくなります。コーラやスポーツドリンク、レモン汁や酢といった酸が強い飲食物を摂ると、歯が溶ける「酸蝕歯」を引き起こすでしょう。
「レモン汁や酢などで歯を磨くとよい」というネット記事が散見されますが、これは誤った情報です。
黄ばみは落ちないことはもちろん、エナメル質の溶けるリスクが高まるばかりです。エナメル質が溶けると、内側の象牙質がむき出しになって知覚過敏になりかねません。
正しい方法でケアを行い、歯の健康を維持しましょう。
 
 

歯科医院でできる黄ばみ対策

歯の着色汚れを取り除く場合、歯科医院では「ホワイトニング」を行うのが一般的です。歯の内部へ専用の薬剤を染み込ませて、歯を白くするという方法です。
歯科医院で施術をする「オフィスホワイトニング」と患者さま自身が自宅でできる「ホームホワイトニング」の2種類があり、短期間で効果を実感したい方には前者がおすすめです。
高濃度の薬剤を使用するため高い効果が見込めるほか、即効性も期待できます。その後定期健診に通って歯のクリーニングなどを受けることにより、健康な白い歯を維持できるでしょう。
 
 

まとめ

近年はネットで調べれば、どのような情報も手軽に見つかる時代です。しかし根拠がない記事も多く、鵜呑みにして実践すると歯の健康を損なう恐れがあります。
歯の黄ばみが気になる方は、自分自身であれこれ行う前に歯科医院を受診しましょう。歯科医院で受けられるホワイトニングが、理想の白い歯を手に入れる一番の近道です。
また「PTMC」という歯科クリーニングを受けて、歯の表面に付着したステインを取り除くのも有効な手段です。まずは口腔状態の確認も兼ねて、かかりつけ医で歯科健診を受けてはいかがでしょうか。

歯の黄ばみの原因と対策。予防法や歯を白くする方法は?【前編】

歯の見た目が第一印象を左右する!

 

 
初対面では「見た目の印象が9割」と言われており、中でも口元がイメージを大きく左右します。
例えば歯が白くて美しい人と、黄ばんでいる人とで印象がよいのはどちらでしょうか?
ある調査では、歯が黄ばんでいる人に対して「不衛生」や「不潔」、「口臭がありそう」、「ブラッシングをしていなさそう」といったネガティブな印象ばかりが挙げられていました。
日本で口元の審美性が注目され始めたのは最近ですが、欧米人はもともと歯に対する意識が高いです。歯の白さや歯列が社会的に重視されており、歯が黄ばんでいると就職で不利になると言われるほどです。
日本ではここまでの影響がないかもしれませんが、ホワイトニングやセラミックといった審美治療に興味を持つ方が増えているのは事実です。
キレイで白い歯を手に入れ、相手にポジティブな印象を与えましょう。
 

白い歯の人は好印象?

白くて美しい歯の人は、初対面の人に「明るくてさわやか」や「清潔感がある」といったポジティブな印象を持たれがちです。就職面接などでも「自己管理ができている」「面接官が好印象を受けるのだから、取引先や顧客にもよいイメージを持たれるはず」といったイメージへ到達します。その結果、信頼度がアップし採用へ至る確率が高くなるでしょう。
白くて美しい歯があれば、得をするシーンは多々あっても損をすることはないと思います。第一印象のよさから、友人関係や恋愛もプラスに作用するかもしれません。
ピンとこない人は、逆の立場で考えてみてください。第一印象の相手が、白くて美しい歯であったらどのようなイメージを持ちますか?
きっと答えはすぐに出てくるはずです。
 

歯が黄ばむのはなぜ?

歯の黄ばみには、次の4つが関係しています。自分に該当する内容がないかチェックして、黄ばみの予防に励みましょう。
 

1.加齢

我々の歯の表面には、エナメル質と呼ばれる半透明の層があります。エナメル質は加齢に伴い薄くなるため、その内側の象牙質が透けやすくなります。象牙質の色は黄色っぽいため、歳を重ねるにつれて歯が黄ばんで見えるようになるのです。
象牙質の色には個人差がありますが、歯が黄ばむ一つの理由として知っておいてください。
 

2.歯垢(プラーク)および歯石

毎日ブラッシングを徹底している方でも、口腔内の歯垢をすべて取り除くことは困難です。口の中へ残った歯垢は、2~3日程度で石灰化して歯石になります。
いずれも乳白色をしているため、蓄積すると歯が黄ばんで見えるようになるでしょう。つまり、歯そのものは白色をしていても、付着物の影響で黄ばんで見えるというわけです。
 

3.食習慣

コーヒーやワイン、お茶、紅茶などを飲む習慣はありませんか?色素が強い飲食物を口にすると、歯が着色されて黄ばんでしまいます。着色汚れ、いわゆるステインが付着するのは、飲み物だけではありません。カレーやチョコレート、ケチャップやキムチなどにも要注意です。
 

4.喫煙

喫煙習慣がある人は、歯が黄ばみがちです。室内での喫煙を続けていると、次第に壁紙が黄色っぽくなってしまうのと同じですね。徐々に着色され、気付いたときには歯が黄ばんでいるでしょう。
 

黄ばみを防ぐには?

何より大切なのは、口腔環境の清潔を維持することです。次に紹介する、3つの対策を重点的に取り組みましょう。
 

1.ブラッシング


ブラッシングの際に、低発泡の歯磨き粉を使うことで黄ばみを予防できます。というのも、一般的な歯磨き粉には発泡剤が入っており、歯がよく磨けていると錯覚しがちです。泡立ちだけがよくても、ブラッシングに不備があると黄ばみが生じるでしょう。
低発泡の歯磨き粉は泡がほとんど出ないので、初めて使用する方は驚くかもしれません。しかし泡が出にくい分、時間をかけて丁寧にブラッシングするようになります。磨き残しがなくなり、着色だけでなく口腔トラブルの予防にもつながるでしょう。
 

2.デンタルフロス・歯間ブラシ

先述したように、ブラッシングだけでは歯垢を100%取り除けません。歯と歯茎の間や、歯と歯の間に蓄積した歯垢は、歯ブラシでは除去しにくいためです。
そのようなとき役に立つのが、デンタルフロスや歯間ブラシの存在です。歯ブラシと併用すれば歯垢を除去しやすくなり、歯の黄ばみを予防できるでしょう。
 

3.うがい

こまめなうがいも、歯の黄ばみを防ぐために有効な対策です。特にコーヒーやお茶など、着色しやすい飲食物を口にしたあとは積極的にうがいをしましょう。
外出先などで難しい場合は、水を飲んで原因物質を洗い流すだけでも構いません。ガムを噛んで、唾液の分泌を促すのもおすすめです。
 
 
今回は、歯が黄ばむ原因や有効な対策をお伝えしました。次回も引き続き、同じテーマでお話しします。

副鼻腔炎で歯が痛すぎる! 症状の特徴や痛みを軽減する方法を紹介

風邪や花粉症といった体調不良の際に、複数の歯が痛くなった経験はありませんか?

特定の歯だけではなくいくつもの歯がまとめて痛む場合、副鼻腔炎によるものかもしれません。
そこで今回は、副鼻腔炎について解説します。
謎の歯痛に悩まされたことがある方は、ぜひ参考にしてください。慢性的な副鼻腔炎にお困りの方も、本記事を読めば治療につながるヒントが見つかるかもしれません。

 
 

1.副鼻腔炎による歯痛とは?

そもそも副鼻腔炎が、どのような疾患であるかご存知でしょうか。
額、目や頬骨の後ろなどにある4ヶ所の空洞を「副鼻腔」といいます。
鼻呼吸で取り込んだ空気を湿らせ、温めた状態で体内へ送り込む働きをします。内部の小さな繊毛や粘膜が、空気中のバクテリアやウイルスを取り除く役割も果たしてくれるでしょう。
副鼻腔に炎症を起こした状態が「副鼻腔炎」です。
粘膜が腫れて鼻呼吸が困難になり、頭痛や顔面痛、歯痛などが現れます。
歯痛に関しては主に、次の4つの症状が見られます。
 

1-1.上顎の奥歯が痛む

副鼻腔炎が起こると、鼻に近い部分が痛みがちです。
特に上顎の奥歯の根は、副鼻腔に入り込んでいるケースが多いため、根の先から歯の神経へと炎症が伝わって痛みにつながるのです。
 

1-2.複数の歯が痛む

むし歯との決定的な違いは、特定の歯ではなく複数の歯が同時に痛みを生じる点です。
これは炎症を起こした副鼻腔に、根の接した歯が複数あるためです。主に、奥歯が痛くなるケースが多いでしょう。
 

1-3.左右のいずれかが痛む

副鼻腔炎の症状は左右どちらにも現れるのが一般的ですが、歯痛は急性化したどちらかにのみ起こります。ごくまれに、左右が同時に痛むこともあります。

 

1-4.神経の残存している歯が痛むケースが大半

痛みは神経が残存している歯に出るケースが大半で、抜髄後の歯は影響を受けにくいとされています。
「食事のときなどに噛んだら痛いことがあるけど…」
という方もいらっしゃるかもしれませんが、これは副鼻腔炎による痛みではないでしょう。噛んだときに感じる歯痛は神経の有無に関係ありませんが、副鼻腔炎による痛みは神経が残存している歯にのみ起こります。
 
 

2.歯痛が起こる理由を見極めよう!

痛みの出る理由がわからないときは、次のポイントを参考にして見極めましょう。
 

2-1.熱いものや冷たいものがしみるか

副鼻腔炎が原因の場合、歯の神経が圧迫されて痛むケースが大半です。熱いものや冷たいものを食べて痛む場合は、むし歯や知覚過敏が疑われるでしょう。
 

2-2.痛む歯を特定できるか

痛い歯がご自身で特定できている場合は、むし歯の可能性が高いです。副鼻腔炎によるものであれば、複数の歯が痛むためなかなか特定に至れません。
 
 

3.歯痛を自力で和らげるには?

歯の痛みが出たときは、理由に関わらずすぐに歯科医院を受診することが一番です。
ただ家事や仕事の都合などによって、すぐに受診できないこともあるでしょう。
そのようなときは、次の4つの方法を試してみてください。きっと痛みが和らぐはずです。
 

3-1.十分な水分と睡眠をとる

副鼻腔炎になるきっかけは様々ですが、その一つに「風邪」があります。十分な水分と睡眠をとることで、痛みが緩和するでしょう。身体を温めたり、バランスがよい食事を摂ったりすることも重要です。
というのも、私たちの身体は寝ている間に自己回復します。免疫がウイルスと闘い、次第に鼻呼吸ができるようになるでしょう。

 

3-2.香辛料を摂る

スパイスカレーなどの香辛料を積極的に摂ることで、舌の知覚神経や副鼻腔の粘膜が刺激されます。激辛料理を食べたときに、おのずと鼻水が出るのはそのためです。
辛いものやスパイスの入った料理が苦手な方は、ペパーミントやハッカのキャンディなどでも構いません。
鼻の内部をスッキリとさせることが大切です。
 

3-3.鼻うがいをする

あなたはこれまでに、鼻うがいをしたことがありますか?
一方の鼻の穴から薬剤を流し入れ、口から出すというものです。ウイルスが排出され、副鼻腔炎の症状がラクになるでしょう。
初心者でも安心して使えるのが、市販の鼻うがい液です。低刺激の薬剤が使用されており、専用の容器もついています。最初はうまくできないかもしれませんが、慣れればとても簡単です。
ドラッグストアなどで購入できるので、ぜひ探してみてください。
水道水を用いる場合は、適切な方法で殺菌などを行いましょう。手順を誤ると、感染症などを引き起こすリスクがあるので注意が必要です。
 

3-4.冷却する

歯が痛むメカニズムは、炎症で膨張した粘膜が歯の神経を圧迫するためです。
ビニール袋などに氷水を入れ、顔面に当てて冷却しましょう。神経が鈍くなり、一時的に痛みを緩和できるはずです。
効果がないと感じたら、市販の鎮痛剤などを併用してください。
 
 

4.歯の状態の悪さが副鼻腔炎を引き起こすこともある?

これまでの話とは反対に、歯の状態の悪さが副鼻腔炎のきっかけになるケースもあります。耳鼻科などで処方された抗生物質を飲んでも、根本的な部分にアプローチしなければ改善は見られないでしょう。
原因として考えられるのは、むし歯や歯周病、歯根嚢胞や歯根破折など様々です。重度の場合は、歯や鼻だけでなくほかの部分にもトラブルが起こっているはずです。
心当たりがある方は、早めに歯科医院を受診しましょう。
 
 

まとめ:異常を感じたら早めに医療機関を受診してください!

身体に何らかの異変を感じたら、早めに医療機関を受診しましょう。副鼻腔炎のみであれば耳鼻咽喉科、歯痛も伴う場合は歯科医院が望ましいです。
今回紹介したポイントをチェックして、まずどちらを受診するか決めても構いません。
症状が悪化して治療が長引く前に、早期の受診をお願いします。

歯茎の口内炎が痛い! 種類・原因・つらい痛みを解消する方法【後編】

歯茎の口内炎の種類・原因について【後編】

 
前回は、口内炎の様々なタイプを紹介しました。
今回も引き続き同じテーマを取り上げ、主に痛みを和らげる方法を紹介します。
 
 

痛みが続く口内炎を自然治癒させる方法

口内炎は強い痛みが何日も続くため、食事や会話のたびにネガティブな気持ちになるはずです。
少しでも早く治せるよう、次の4つに注意して生活しましょう。
 

1.十分な睡眠時間を確保する

口内炎のほとんどが、免疫力の低下によるものです。
何らかの理由で不規則な生活になっている方は、十分な睡眠時間が確保できるよう努めましょう。
理想の睡眠時間は1日8時間以上です。
まずは3日以上、この生活を続けてみてください。


 

2.口内炎用の市販薬を使用する

口内炎の程度や位置によっては、痛みが強すぎて日常生活もままならない状態になります。我慢できない方は、口内炎用の市販薬を使ってケアしましょう。
市販薬には軟膏やシール、服用するタイプなど色々な製品があります。用法用量を守って使用するのが一番ですが、日中の貼付や塗布が難しい場合は就寝前だけでも使用を徹底しましょう。
きっと早めによくなるはずです。
 

3.刺激物を避ける

唐辛子や炭酸飲料など、刺激物を摂取すると口内炎が悪化します。ケチャップやソースなど、味が濃い調味料も避けた方がよいでしょう。薄めの味付けを意識し、バランスがよい食事を心がけてください。
もしも痛みによって通常の食事が摂れない場合は、カロリーが豊富に含まれたゼリーなどを食べるのがおすすめです。症状の改善が見られてきたら、通常の食事へと徐々に戻しましょう。
 

4.日々のブラッシングを徹底する

口腔内には億単位の細菌が常在しており、傷ができるとそこから菌が侵入して口内炎になります。細菌が増えすぎないよう、減菌に努めましょう。
必要に応じて糸ようじや舌ブラシを使用しつつ、毎食後のブラッシングを徹底することが大切です。
洗口剤を使うのも有効な方法ですが、口内炎がある場合はアルコール入り製品の使用を避けてください。刺激されて口内炎が悪化する恐れがあるためです。低刺激のものを選びましょう。

 

2週間経ってもよくならなければ受診を!

口内炎は通常、長くとも2週間程度で治ります。
様子を見ても症状が改善されない場合、さらに肥大している場合などは歯科医院を受診してください。
ほかの疾患が関係したり、著しい免疫力の低下で他の口腔トラブルを引き起こしたりする可能性があるためです。
 

免疫力を高めて清潔を維持することが完治への近道です!

口内炎ができると、痛みで食事や会話がしにくくなります。歯が当たるたびに痛んで、億劫な気持ちになる方もいるでしょう。
少しでも早く完治させるには、体力を回復させて免疫力を高めるほかありません。
栄養バランスのとれた食事と十分な睡眠を心がけ、毎食後のブラッシングを忘れず行いましょう。
痛みのピークを越えるまでは、市販薬の使用も検討してください。

歯茎の口内炎が痛い! 種類・原因・つらい痛みを解消する方法【前編】

歯茎の口内炎の種類・原因について

 

歯茎にできる口内炎

口内炎は、一度できると痛みとの闘いがしばらく続きます。気になって、仕事や家事が手に付かない方もいるでしょう。
口内炎は舌の側面や頬の裏側だけでなく、歯茎に生じることもあります。
歯茎に口内炎ができることは珍しく、これまで聞いたことがない方もいらっしゃるかもしれません。
本記事では歯茎にできる口内炎の特徴や種類について詳しく解説します。
口内炎とは無縁の方も、今後発症したとき対処できるようにぜひ読んでおいてください。
 
 

刺激を避け、安静にして過ごすのが基本

 

 
「歯茎に口内炎ができるなんて聞いたことがない」
「ほかの病気なのでは?」
このように思う方もいらっしゃるかもしれませんが、そもそも口内炎とは「口腔内にできた炎症」を指します。ですので、表現は決して間違っていません。
原因のほとんどがストレスや疲労の蓄積、ビタミン不足などによる免疫力の低下です。そこに頬の内側の粘膜を噛んだり、歯ブラシを強く当てたりするなどの外的刺激が加わることで、口腔内の常在菌が入り込んで感染するのです。
治すためには、自己免疫力を高めるほかありません。極力刺激を与えないようにしながら、安静にして過ごしましょう。1週間~10日程度でよくなるはずです。
 
 

口内炎のタイプ

できる場所に関係なく、タイプは大きく分けて3種類です。1つずつ、特徴を詳しく解説します。
 

1.アフタ性

一般的な口内炎が、こちらのアフタ性です。直径2mm~10mm程度の白くて丸い潰瘍が見られ、周りは赤く延焼しています。
熱いものや刺激的な調味料などを口にすると、強く痛む点が特徴です。会話の際に、患部へ歯などが当たると痛いと感じることもあるでしょう。
原因のほとんどが、免疫力の低下および粘膜からの細菌の侵入です。
暴飲暴食や不規則な生活などの心当たりがある方は、特に注意が必要です。バランスのよい食事を心がけ、十分な睡眠時間を確保しましょう。
治るまでの数日間は激痛との闘いですが、10日~2週間ほど様子を見れば自然治癒するでしょう。基本的には、放っておいて問題ありません。
 
 

2.ウイルス性

何らかのウイルスに感染した場合も、口腔内に潰瘍ができます。代表的なものは、次の2つです。
 

【2-1.カンジダ】

常在菌の一種であり、真菌類(カビ)に分類されます。普段は口腔内にあっても特段問題ありませんが、免疫力が低下すると増殖して粘膜の炎症を引き起こします。
白いコケのようなものが口腔内に付着している場合、カンジダが疑われます。痛みがないため、発見が遅れる場合もあります。中には赤い斑点状の発疹が出ることもあり、その場合は強く痛むのが特徴です。
 

【2-2.ヘルペス】

こちらも同じく、日本人の90%近くが普段から持っている菌とされています。幼少期に親から感染することが多く、免疫力が落ちたタイミングで炎症を起こします。
唇や歯茎に小さめの水ぶくれが密集し、その周りが赤く炎症します。重度の場合、ただれや強い痛みが見られるでしょう。
ウイルス感染によるものなので、歯科医院で適切な治療を受けてください。気付いた時点で受診することが早期回復のカギです。
 

 
 

3.ほかの病気が関係するもの

様子を見ても回復の兆しが見られない場合、アフタ性ではなくほかの病気が関係しているかもしれません。
代表的なものとして挙げられるのが次の4つです。
 

【3-1.ベーチェット病】

原因不明の特定疾患で、難病指定されている病気です。口腔内に口内炎が繰り返し発生し、並行して性器や皮膚、目の周りにも同様の症状が見られます。
ヘルペスなどのウイルスが感染すると、さらに厄介となるので早期の治療が大切です。
 

【3-2.壊死性潰瘍性口内炎】

不規則な生活や体調不良などによって、免疫力が突然低下した場合に起こります。
丸くて白い潰瘍や歯肉のただれ、強い痛みなどが主な症状です。場合によっては出血や口臭を起こすこともあるでしょう。
様子を見ていても自己回復しないため、早急に歯科医院を受診してください。放っておくと最悪の場合、歯が抜け落ちたり顎骨が壊死したりする恐れがあります。
 

【3-3.HIV(エイズ)】

HIVは「ヒト免疫不全ウイルス」による病気です。
様子を見ていても悪化の一途をたどる場合は、歯科医院を受診してください。
 

【3-4.がん】

極度に大きい口内炎ができている場合、口腔がんが疑われます。初期段階では違和感がなくとも、進行するにつれて徐々に痛みが生じるでしょう。
一般的な口内炎とは見た目や症状が異なるため、何かおかしいと感じたら歯科医院を受診してください。
 
 
今回は、口内炎の様々なタイプについて紹介しました。
基本的には自然に回復しますが、場合によっては治療が必要なこともあります。また、ただの口内炎だと思っていたら、重篤な病気が発覚するケースもあるので侮れません。
なかなか自然治癒しない、ほかにも何らかの症状が見られる場合は早めに歯科医院を受診してください。最悪のケースになる前に、適切な治療を受けましょう。

歯のレントゲンは危険?お子様への影響を知ろう

レントゲン撮影は身体に影響するのか

 

撮影頻度は高くない

レントゲン撮影で放射線の場合も、年に何度も撮影したら悪影響が発生すると不安に考えることもあるでしょう。ただし、歯科医院でレントゲン撮影をするケースでは、検査をする為や治療の為に行うことが大半で、治療をする度にレントゲン撮影したり、特に撮影する必要がない時に撮影をするようなことは多くありません。歯科医院でむやみにレントゲンを撮影することはありません。

そして、レントゲン撮影で浴びる放射線は大変少ないです。しかし、毎回レントゲン撮影をし続ければ、放射線の悪影響が発生すると感じるかもしれません。実は、放射線量が多いといわれる胸部X線を一年の間に10回以上撮影したとしても、その放射線の量は身体に悪影響を与えるほどではありません。例えば、自然界にある、自然放射線という放射線の量よりも胸部X線の放射線量は少ない数値が出ているのです。

歯科医院で実施するレントゲン撮影は、放射線量がそれ程多くないのが特徴です。自然界から浴びる放射線と比べて大幅に放射線量は少量の為、一般的な治療などで撮影を繰り返すくらいでは影響はほとんどないです。
 

レントゲン撮影の放射線量はどのくらい?

歯科医院で実施するレントゲン撮影は、放射線量が少ない為身体への悪影響は多くありません。

日常生活で浴びることのある放射線量と比べると、その悪影響は飛行機に乗るケースの方が大きいです。具体的に数字を算出すると、歯科医院で浴びる放射線量は0.01〜0.03mSv程度と示されていますが、飛行機に乗るケースでは東京〜ニューヨーク往復の場合で0.2mSv程度で飛行機に乗る方が放射線を浴びるのです。

歯科医院のレントゲンで使用するX線のエネルギーは、身体に悪影響を与えるレベルの放射線量と比較すると大幅に小さい数値だと理解しましょう。
 

 

なぜレントゲン撮影をする必要があるの?

 

どのタイミングでレントゲン撮影をするのか

歯科医院でレントゲン撮影をする時期は、小児歯科によって異なります。例えば、歯に異常を感じて歯科医院に行けば、その際にレントゲン撮影をして口内を確認します。レントゲン撮影をするのは初診時だけのケースもありますが、治療の段階で撮影をする場合もあります。他にも定期検診をする際に撮影をする場合もあります。
 

 

お子さまの虫歯は発見が難しいから

お子さまが乳歯の場合、永久歯と比較すると虫歯がわかりにくい場合があります。歯に穴が発生したり、歯が黒ずんだりすることだけが虫歯だと思っている方も多いですが、外見が変わらない虫歯も存在します。特に、歯間や、歯の深い箇所に虫歯があるケースでは、一見虫歯があると分からないでしょう。

お子さまの虫歯は穴が発生していない場合が多く、顎や歯自体も小さいなど、目では分かりにくい特徴があります。園児の場合は歯科検診が可能ですが、集団検診の場合は歯のレントゲン撮影までは実施しません。つまり、虫歯を放置してしまうリスクも少なくありません。

そのような場面で、レントゲン撮影が虫歯の発見に役立つのです。虫歯は悪化しないと痛みなどの自覚症状が感じれなかったり、お子さまの場合は歯の痛みを我慢するなど、様々な要因で発見が遅れるケースがあります。そんなパターンでも、レントゲン撮影を実施することで歯の深い場所にある虫歯などを発見することが出来ます。
 

レントゲン撮影の種類を知ろう

 

デンタルとパノラマの撮影がある

歯科医院で実施するレントゲン撮影には、デンタルとパノラマがあります。デンタルの場合、歯を数本写すだけの撮影に使用されます。パノラマの場合、全ての歯やアゴの骨全体を撮影できます。具体例を挙げると、前歯だけの虫歯治療の場合、デンタルを使用して部分的な撮影をするだけのケースがあります。一方で、歯列矯正など顎全体を撮影するケースでは、パノラマを使用して全体を撮影します。

唾液検査をして口内トラブルを事前に予防しよう

唾液検査って何?

 

唾液検査で虫歯の可能性を探ろう

唾液検査は別名サリバテストと呼ばれ、虫歯になる可能性について知ることができます。例えば、唾液の量や唾液の中和力、虫歯に関係する細菌の数などを検査を通して知ることが出来ます。それらの情報が虫歯の可能性を探る上で必要になります。そして、検査の内容には食生活について見直す機会も含まれます。これから虫歯になるリスクがどれ程か、必要な手入れは何が必要かを確認することができます。
 

 

手軽にできる唾液検査のやり方を知ろう

唾液検査のやり方は比較的簡単です。最初に、約10分程度、専用のガムを咀嚼して、唾液を出すだけで出来ます。唾液検査では唾液を採取する以外にも、木の棒に唾液を付着させ、そこへ専用の薬を使用して検査することがあります。
唾液検査で使用されるガムは味がしません。また、痛みが伴う検査ではないため、ガムを咀嚼できる子どもなら検査できる所がメリットです。そして、日頃の飲食の回数やフッ素を使う頻度など、生活習慣についても確認があります。

唾液検査は必ずしも歯科医院でする必要はありません。例えば、通販などで検査キットを買うこともできます。自宅で唾液検査の結果が分かるので、現在の自分の口内環境について興味がある方には手軽に検査ができるのでおススメです。
注意点として、検査結果を通して今後の改善点を知るには、専門家から適切なアドバイスをもらうと良いでしょう。今後の口内トラブルを予防する為にも、可能な限り唾液検査は歯科医院で行いましょう。検査を希望する時は、前もって歯科医院に相談をし、唾液検査をしたい意志を伝えることで円滑に唾液検査を受けることが可能です。

唾液検査を通して唾液から採取した細菌は、数日間かけて培養します。そして、検査結果を確認するには1週間ほどの時間を必要とする場合があり、すぐには結果が出ないことを認識しておきましょう。
 

どのような方に唾液検査はおススメ?

 

①お腹に赤ちゃんがいる方

赤ちゃんを授かっている女性も、唾液検査を受けることが可能です。虫歯の要因となるミュータンス菌は、お母さんから赤ちゃんへ感染するケースがあります。つまり、唾液検査を妊娠中にすることで、自分自身がどれくらいミュータンス菌を保持している可能性があるか知ることが大切です。自分の口内環境を把握することができれば、日頃からミュータンス菌を減らす生活を送ることが出来ます。その積み重ねが習慣になり赤ちゃんの虫歯予防に活かされます。
 

 

②歯並びを整えている方

歯並びを整える為に矯正をしている方は、どうしても口内のケアが隅々まで出来ずに、不衛生な状態になってしまいます。そのような方は、定期的に唾液検査を実施し、口内環境が悪くなっていないかどうかを調べると良いでしょう。口内の状態は自分自身で全てを把握することは難しいです。唾液検査を、口内環境が衛生的か判断する手法として活用すると良いでしょう。
 

③頻繁に虫歯になってしまう方

唾液検査は、多くの方に行なって頂きたい検査の一つです。特に、すぐ虫歯になりやすいお子さまにはおススメです。どのような要因で虫歯になっているか唾液検査で判断できる為、適切な虫歯予防の方法を知ることが出来ます。なぜ自分自身が虫歯になりやすい分からない方は、唾液検査を通してその原因を調べると良いでしょう。
 

④これから永久歯が生えてくる方

永久歯に生え変わるタイミングのお子さまの歯は、虫歯になる可能性が高いです。その為、これから永久歯が歯茎に控えていて、今から生えるというお子さんには唾液検査は大変おすすめです。お子さまの口内環境を事前に把握することで、虫歯になりやすいタイミングに対処できる虫歯予防を施すことが出来ます。

赤ちゃんの歯茎に異変!炎症の原因と解決策

なぜ歯茎の炎症が発症するのか?

 

①歯茎にダメージを与えているから

赤ちゃんは口内にモノを含んで咀嚼することで、様々なモノを認識します。そして、乳歯が生えるとブラッシングをする習慣が生まれます。そのような生活習慣の中で歯茎へダメージが加わり、歯茎の炎症の要因となっているかもしれません。例えば、赤ちゃんが硬いおもちゃ等を口に含む場合、それが要因で歯茎にダメージがつき、炎症が発生している可能性があります。口に含めて危険なものは触らないように、赤ちゃんが届かない箇所に保存しましょう。そして、いつも行っているブラッシングの摩擦が強い場合は、気をつけることも重要です。赤ちゃんに自ら歯ブラシを持たせている場合は、危ない使い方をしていないか、よく見ることも重要です。

 


 

②口内トラブルによる炎症

歯茎が炎症したり、血が出たりするのは、歯周病など口内トラブルが要因の場合があります。赤ちゃんの頃に発生しやすい口内のトラブルには、歯が生えるときに発生する萌出性歯肉炎や、ウイルス性のヘルペス性歯肉炎などがあります。これらは、歯茎が炎症を起こして出血するケースがある病気です。

萌出性歯肉炎は、歯が生える際に発症しやすい歯肉炎です。生えかけている歯やその歯茎に飲食物のカスが蓄積することから発症します。ブラッシングをしても、小さい歯や歯茎は、隅々までプラークを取り除けない場合も多々あります。このような状態では口内環境が不潔になり、炎症が発生しやすくなります。

ウイルス性のヘルペス性歯肉炎のケースでは、身内との接触や、飛沫感染などで発症します。生後6か月以降の赤ちゃんに確認できる症状で、高熱が発生することもあります。発症初期の場合はヘルペス性歯肉炎だと確定できない場合もあるので、もし歯科医院や病院で診断されなくても、ヘルペス性歯肉炎を疑って赤ちゃんを見守るようにしましょう。
 

③虫歯による炎症

赤ちゃんの歯茎が炎症している理由の一つに、すでに虫歯が関係している場合があります。歯茎や、歯間などに虫歯が発生すると、食べ残しや汚れが蓄積されやすくなり、それにより、赤ちゃんの歯茎が歯肉炎になり、炎症したり、血が出る場合があります。自分だけでは虫歯か判断することは困難な為、虫歯の可能性が少しでもあれば、歯科医院で検査しましょう。

赤ちゃんは唾液の分泌量が多く、唾液の殺菌作用の働きにより虫歯に繋がりにくいです。ただし、赤ちゃんも虫歯になるケースはありますので、可能性が全くない訳ではないことに気をつけましょう。
 

④歯が生える前兆による炎症

乳歯は歯茎と重なる様にして生えます。乳歯が生えるという前兆になると、歯茎が圧迫されて炎症が起きたり、血が出たりすることがあります。これは、歯が生える上で必要な炎症ですので、不安になる必要はありません。歯が生えて時間が経てば、炎症は自然と改善されます。

 


 

炎症を抑える解決策について知ろう

 

しっかり水分補給をしよう

ヘルペス性歯肉炎のケースでは喉や口内が痛むことから、赤ちゃんが飲食を拒む場合があります。可能な限り水分を摂取するようにして、脱水症状に気をつけることが大変重要です。赤ちゃんに水分を与えるときには、小さなスプーンを使用して少しずつ与えましょう。ヘルペス性歯肉炎は治るまでに2週間程かかることもあります。早くても1週間程度必要です。すぐに歯茎の腫れが治らないと感じたら、歯科医院で受診して抗ウイルス薬を使用しましょう。
 

口内環境を美しく保とう

歯茎の炎症は、食べ残しなどが要因で口内が不衛生になり、発症することが大半です。そのため、可能な限り清潔を維持するようにし、食べた後にはガーゼ歯みがきなどを施して汚れを取り除きましょう。乳歯が生え揃ってくる時には、可能な限り歯磨きをしましょう。炎症の要因となるプラークも、しっかり取り除きましょう。

お子さまの口臭トラブル!?原因と改善策を解説

歯科医院で口臭の原因を突き止めよう

 

ご家族で検診をしましょう

お子さまの口臭を治療する為には、家族が一致団結して改善に協力したいものです。
しかし、それによりお子さまに過度なプレッシャーや精神的なストレスを及ぼす訳にはいきません。家族全員で口臭に関する正しい知識を身につけ、分かりあうことが重要です。その為、口臭のことを歯科医院に相談する時には親子が揃って検診することをお勧めします。
 

 

口臭には様々な要因があることを知ろう

お子さまの口臭の要因は色々あります。虫歯や歯周病などの口内が原因になる以外にも、日頃ストレスや病気が関係しているケースもあります。
もし、口臭がいきなり気になって長い期間にわたって継続している様であれば、耳鼻科で診察することも推奨します。また、呼吸器系の病気の可能性もあるので、場合によっては小児科を受診することが重要です。
 

歯科医院の口臭外来を活用しよう

自分自身がどれほどの口臭か判断することは困難です。例えば、お子さまの口の臭いを日頃から気にすることで、お子さまの多少の口臭に対しても気になりやすくなる場合があります。歯科医院で専門家に判断してもらうことをお勧めします。
歯科医院によっては、口臭外来を設けている病院もあります。どれほど口臭かを確認する以外にも、口臭に対する改善策を歯科医院で相談すると良いでしょう。
 

どの様な原因で口臭が発生するの?

 

病気や精神状態による口臭

例えば、風邪などの病気で免疫力が低くなると、口臭が発生しやすいことが判明しています。他にも、精神的なストレスが唾液の分泌量に影響を及ぼして、口臭の原因に繋がることがあります。もし、お子さまの口臭が気になり始めたら、体調や精神状態に異常がないか気をつけましょう。
 

口臭予防の使いすぎに注意しよう

口臭が気になる場合にマウスウォッシュを活用することも大切です。ただし、マウスウォッシュの頻度が多過ぎる場合は、唾液の量が減少し逆効果になるケースも考えられます。口臭が思っているよりも悪化していなければ、水やお茶で洗口するだけでも口臭に対して効果的です。
 

ブラッシングをしていない

ブラッシングを小まめに毎日していないことで虫歯や歯周病を発症し、そこから口臭に繋がることがあります。虫歯予防のケアを丁寧にして、気をつけても虫歯が発症した場合は早急に歯科医院で治療しましょう。
日頃の丁寧なブラッシングの習慣は口臭予防に繋がります。親御さんがしっかりお子さまの歯のケアについてサポートしましょう。
 

 

呼吸によって発生する口臭

口で呼吸する習慣が身についていると日頃から口が開いている状態になります。そのため、口内に菌が入りやすいと言えます。この状態も、虫歯や歯周病の要因に繋がります。口内が乾燥し、菌が増殖しやすいことも口臭の原因です。
 

自宅で出来る口臭予防3選

 

①呼吸の方法を見直そう

口呼吸を継続すると乾燥した空気が口内に入り唾液の分泌量が減少します。口を開けないように、日頃から鼻で呼吸することを意識しましょう。
しかし、鼻が詰まっているなど別の要因によって口呼吸になっているケースも考えられます。最初は耳鼻科を通して異常がないか調べると良いでしょう。
 

②時間をかけ過ぎた食事を見直そう

口臭予防する為に、口内を可能な限り清潔に維持することが必要です。お菓子などを長時間に亘って口にする習慣には気をつけましょう。食事やお菓子は決まった時に食べるようにしましょう。
 

③ブラッシングを見直そう

ブラッシングをしないと口内に食べカスやプラークが蓄積されます。このプラークが分解される時に口臭が発生するのです。
プラークを蓄積しない為には、食事をした後のブラッシングを習慣にしましょう。お子さまだけでブラッシングをすると、磨き残しが発生する為、就寝前の1度だけでも親御さんが綺麗に仕上げのブラッシングをすると良いでしょう。

妊娠中に歯科治療で気を付けること

妊娠中の方も虫歯や歯周病予防の為に歯科医院へ行くと良いでしょう。

その理由として、妊娠中は口内の状態が変化して、虫歯や歯周病が発症しやすくなるからです。今まで特に歯に異常がなかった方も、歯科検診を推奨致します。
妊娠中の通院は不便なケースも多々ありますが、検査や治療を定期的に行うことで母親の健康と合わせて、赤ちゃんの健康も守ることができます。

一般的に治療ができないタイミングはありませんが、今回の記事では注意点について解説いたします。
 

治療別に気を付けるポイントを解説

妊娠中は口内の問題が発生しやすいものの、歯科医院で治療を受けた際に、胎児にどの様な影響を及ぼすのか、気になる方もいらっしゃるでしょう。

麻酔、投薬、レントゲンの3パターンについて解説します。
 

妊娠中の麻酔治療について

通常の虫歯治療に使用される麻酔は、胎児への悪影響はほとんど無いとされ、使用される液量も母体や胎児に悪影響を与えるものではないです。
そして、歯科医師もいつも以上に丁寧に治療に当たるケースがほとんどです。
麻酔を使用しないで、痛みに耐えながら治療をする方が、胎児に悪影響を与える可能性があると言えます。

もしも注射の痛みが苦手な場合や、麻酔のアレルギー反応が発生したり気分が悪化する方は、どれだけ軽症の場合でも必ず前もって歯科医師に相談しましょう。
 

妊娠中の投薬治療について

妊娠中の投薬については、やらないことに越したことはないです。
歯科医師も可能な限り投薬治療は避けるのが通常ですが、痛みが治まらないなど、薬を使用しないことが反対に身体へ悪影響を及ぼしている時には、必要最低限の痛み止めが処方されることがあります。
リスクが低い薬でありますが、妊婦さんの身体の状態によって合わせた処方に変化する為、しっかり先生と対話を重ねて、用法用量をきっちり厳守しましょう。
 

妊娠中のレントゲンについて

歯科医院でのX線は口にあてる為、お腹に当たることはありません。
そして、被曝の量についても母親や胎児に悪影響を及ぼすことはないと言われています。
また、撮影する際は鉛で作られたエプロンをお腹に使用するので、レントゲンを使用する赤ちゃんへのリスクはそれほど高くないとする専門家が多いです。
 

 

妊娠中に発生しやすい口内トラブルを知ろう

 

妊娠中に発生しやすい虫歯について

妊娠中は唾液の分泌が減少し、口内が虫歯に繋がりやすい酸性になります。
また、つわりの苦しさでブラッシングが満足に出来なかったり、食事の回数が増加する女性が多く、口内環境の不衛生な状態が生まれ虫歯に繋がりやすいです。

実は、生まれたばかりの赤ちゃんの口内には虫歯菌がいないです。
ただし、親御さんの口内にいる虫歯菌が赤ちゃんとのキスや同様のスプーンや箸の使い回し、唾液を通して感染するのです。
つまり、赤ちゃんを出産する前にお母さん自身の口内を綺麗にすることや、虫歯を治療することが、赤ちゃんへ虫歯菌を感染させないことに繋がります。
 

 

妊娠中の歯周病、歯肉炎に注意しよう

妊娠中は女性ホルモンが多く分泌することで、歯周病菌が増殖しやすくなります。
その為、お母さんが妊娠性の歯肉炎を発症させ、悪化しやすくなるのです。

歯周病は、赤ちゃんの健康状態にも悪影響を及ぼすというデータが存在します。
日本臨床歯周病学会によると、歯周病を患っている女性の早産のリスクが約2.3倍程度で、低体重児出産のリスクは約4倍程度上昇するという報告が出ています。

歯周病を発症するとサイトカインという物質により、子宮の収縮に大きく関わる為、出産の時期に影響を与えるといわれています。
妊娠中にタバコやお酒を控えるよう言われていますが、同様に歯周病への配慮も重要です。