虫歯菌が歯を蝕み始めると、まずエナメル質の表面が徐々に溶け始めてくすんだ白色に変わっていきます。
この段階ではまだ治療が必須というわけではありませんが、歯科医院にて正しい歯みがき指導や自宅でのケア方法を受けることでさらなる悪化を防ぐことが可能です。
専用の染色液を使うとプラークの残り具合や磨き残し箇所が確認できるので、それをもとに正しいブラッシングを行い、歯の石灰化を促しましょう。
併せて、日頃の生活を見直すことも重要。
普段口にしている甘いお菓子をキシリトールガムで代替したり、歯みがき粉をフッ素入りのものに変えたりといった有効なアドバイスをさせていただきます。
なおC0レベルの状態に何も対策を取らず放置してしまうと、C1レベルに移行してしまうのはあっという間です。
痛みがまだないC0レベルのうちからご自身の歯の状態をよく観察し、虫歯の進行をストップさせましょう。